「ハラスメント」という概念が叫ばれるようになってから結構たちますが、いまだに減る様子はなさそうです。
なぜなら、加害者も被害者も、「これはハラスメントだ」と気付きにくいこともありますし、嫌がらせだと思う内容には、個人差がありすぎることも原因の一つだと思われます。
代表的なよくあるハラスメントだけでも、
パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、モラルハラスメント、マタニティハラスメント、アルコールハラスメント、スメルハラスメント、スモークハラスメント、リストラハラスメント、カラオケハラスメント・・・などなど。
最近のニュースで見た中には、流行りの漫画(アニメ)のことに関して、「知らないの?」「まだ見てないの?」というものまでハラスメントだとして声をあげる人がいるとのこと。
加害者としては、「自分が面白いと思ったものをみんなにも知ってほしい」という悪意のない発言だったかもしれませんが、被害者としては、「興味のないものを押し付けてくる嫌がらせ」として受け取っているという、なんとも悲しい現実です。
同じ言葉で言われても、「嫌がらせだ」と感じる人と、そう感じない人がいることを考えると、発言内容そのものがハラスメントの原因になっているとは言い切れません。やはり受け手の主観によるのです。
研修では、ハラスメントの基礎知識、法的なこと、予防と対策、起こってしまった場合の対応の仕方、実際にはどこをどう気を付けるべきか、といった実践的な内容にしています。
職場にいつもトゲのある言い方をしてくる人がいてストレスだ、という方、もしかしたら自分も誰かにハラスメント的な発言をしているかもしれない、もし社内でハラスメントが起こって、その後どうすればいいかわからないなど、お困りでしたらぜひ、ハラスメント研修を受講してみてください。
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