今回は相談ブースのみの参加でしたが、たくさんの方が来場してくださいました。
このイベントでも人気のコーナーとあって、開場と同時に予約の来場者が列をなして予約してくれました。あまりにもたくさんの予約ですぐにいっぱいになってしまったので、1時間の休憩を30分返上して、予定より1名多く面談することにしました。
今回も多かった相談内容は、やはり職務経歴書の書き方です。履歴書と違い、決まったフォーマットがないため、何をどう書けば良いのか、どこまで書けば良いのか、悩む人が多いものです。
相談時間に限りがあるため、カウンセリングというよりは、アドバイザー寄りになるしかなく、時間が過ぎるのがとても早かったです。
相談に来てくれた来場者に何度となく伝えたのは、「応募した企業の採用担当が知りたいこと」です。
①どんな経験をしてきたか ②何ができるのか ③弊社で採用した場合、どこでどんな風に働いてくれるのか
この3つがメインと言っても過言ではありません。それ以外の情報は読んでもさらっと流してしまう内容です。
よく見るのは、希望動機や自己アピールを日記のように長々と書いている人です。
しかし、採用担当も人間です。募集の広告を出してから毎日のように届く応募書類に、朝からずっと目を通していれば疲れもします。長々書いても次の応募書類を読む頃には忘れているかもしれません。
その上、採用担当が社会人経験の浅い若者であることは少なく、高齢であればあるほど、小さい文字は見えません。
そこまでイメージして、作成する内容を吟味する必要性を伝えると、相談しに来て良かった!有意義な時間を過ごせました、と嬉しそうに帰っていかれました。
高校や専門学校、大学のキャリア相談窓口では、新卒の就活に必要なことを教えてくれますが、転職に関しては詳しく教えないでしょうから、ハローワークへ行かずに自分で転職を試みる人は相談相手がいません。ネットで調べれば基本的なことはわかりますが、自分に置き換えた場合にどう書けば良いかなど、不安しかありません。
すぐに予約がいっぱいになり、対応できない来場者を何人も見送ったので、キャリアコンサルトになって、改めてもっとできることがあるのではないかという気持ちになりました。
とてもよい経験でした。
出展企業のみなさま、来場者のみなさま、マイナビのスタッフのみなさま、本当にありがとうございました。そして、お疲れさまです!
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