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執筆者の写真フミコ

新潟地区 企業ガイダンス~朱鷺メッセ~




先日、新潟の朱鷺メッセで開催された企業ガイダンスのイベントに参加してきました。


私の担当は、マップの右上にある小会議室202の適性検査コーナー。

ここで、交流分析を活用した自己分析テストをし、その結果を「どんな仕事に向いているか」という仕事選びの目安にするというものです。


参加者は新潟県内の5つの高校3年生、およそ500人。

交流分析とは何か?から始まり、テストの結果から自分の傾向を探り、それをもとにどんな仕事に就くかを考えるまでの流れなどを解説していきました。


それと並行して、ドナルド・E・スーパーの、14の労働価値という資料を配布し、自分が仕事に何を求めているかを考えてみましょう、というお話もしました。


いつの時代も先輩である親や学校の先生に相談してしまいがちですが、実は、仕事を選ぶ際の相談相手としては、親や学校の先生は良きアドバイザーではありません。


例えば、お母さんは看護師をしているという場合、そのお母さんは看護師の仕事しか経験したことがない可能性があります。そのお母さんに「ユーチューバーになりたい」という相談ができますか?

お母さんが自分の仕事を決める時代にユーチューバーという職業はありませんでした。どんな世界でどんな風に働くかもわからないお母さんは、きっと「やめておきなさい」と言うでしょう。

心配してくれるのはありがたいことですが、それと良きアドバイザーかどうかは別のお話。


学校の先生も然り。大学を卒業後、働く現場もまた「学校」。学校以外の一般企業に勤めた経験がない人が、どうして一般企業で働こうとしている人のアドバイスができるでしょうか?


学校の先生方の負担を軽くするためにも、新しい「働き方」を考えるためにも、こういったイベントや教育の機会はどんどん増やしていきたいですね!

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