2022年3月4日(金)に、とやま自遊館で開催された富山市合同企業説明会に行ってきました。開催日の数日前に、市役所の担当部署に行き、情報収集と後学のために当日現場を見学したいと申し出て、許可をいただきました。
対象者は2022年、2023年の新卒者を始め、一般(既卒)も対象になっているので、割合は少ないですが、首から下げた札に「一般」の文字が書かれている方もいらっしゃいました。
また、2024年に卒業予定の方も見学OKとのことで、着慣れないスーツでうろうろしている方も見られました。
テクノホールでマイナビさんが同様のイベントを開催しているとあって、人出はまずまずといったところ。各部の来場者数はのべ96~120人。(市役所担当者情報)
市役所の担当の方が現場にいらしたので、色々とインタビューしたところ、毎年8月と3月に開催するそうで、120~130社が参加するようです。コロナ禍で蜜を避けるため、今回は3部に分けているとのこと。
写真は第3部のものですが、パネルにある通り、説明の時間が決められており、参加者は各部3企業選んで話しを聞くという流れになっています。
どの企業にするか手探りで来ている8月と違って、ほとんどの参加者はすでにどの企業に応募するか決めていて、企業の担当者に顔を覚えてもらう目的で来ています。積極的に質問している光景を多々拝見することができました。みなさん、必死です。
見ていてとても勉強になったのが、どの企業も「求める人物像」をはっきり提示していたことです。どんな職種を募集していて、どんな人物に来てほしいかを明確にすることで、ミスマッチを防ぎたいというところでしょう。企業側も人手不足解消のため必死なのだろうな、という印象がありました。
もう1つ驚いたのは、どの企業も「これからエントリーする方は、マイナビまたはリクナビのサイトから応募してください」として、QRコードなどを表示した看板などを出していたことです。
やはり、民間の就職支援の方が、応募者のニーズに応えやすいのでしょうか。その内、応募書類などもすべてオンラインでのやり取りが主流になり、紙媒体はもう時代ではないのかもしれませんね・・・。
ただ、富山市が主催しているこの企業説明会も、今回から初の試みとして、相談ブースを1つだけ設けていました。担当されていた方にお伺いしたところ、相談者は1日を通して5名程度とのこと。学生が多いので、学校の就職相談窓口でほとんど相談済みなのかもしれませんね。
今回は、「また8月も見学できるようにお願いに行くと思います」と告げて退場しました。8月には雰囲気が変わると思うので、これから楽しみです。
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