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研修風景~その10~

執筆者の写真: フミコフミコ

今月2回目の富山ダルクでのアサーションセミナ―です。


私にとっては2回目ですが、参加者の顔ぶれが前回とは違うので、受講する方々にとっては1回目ということになります。


今日も、日頃から思ったことを言葉にできない、というお悩みの方がいらっしゃいました。

「言ったら反感をかうのではないか、嫌われたらどうしよう・・・。」という気持ちから、

言いたいことを飲み込んでしまう、ということでした。


言い方を学んだところで、それを言おうとすること自体がストレスだとも話してくれました。


そうですよね。そもそも人と交流すること自体にストレスを感じる人にとっては、コミュニ

ケーションのテクニックを学んでも、行動に移すことは容易ではないでしょうね。


そういう時は結果を焦らずに、1つひとつ順番に、紐解いていきましょう。

まずは、何をストレスだと思うかを書いてみましょう。そして、なぜそこにストレスを感じるのか、原因を探ることで、解決策も模索できるようになります。


例)走ることにストレスを感じる ⇨ 走るのが遅いと、あれこれ言われるから嫌だ

⇨ 人と比べなくてもいい ⇨ 遅くてもいいんだ、と思えるようになればストレス軽減に

(もちろん、早く走れるようになりたいなら、訓練するしかない)


何で悩んでいるのか、自分はどんな価値観を持っている人間なのか、わかっているようで、

意外と知らない「自分の輪郭」。


参加者の一人が「ここにいる人はみんな闇が深い」とおっしゃっていました。

でも、それこそが「人間」だと思います。強い光が当たれば、影も濃くなります。

悩むことは人間ならではのもの。上手に生きたいと思うからこそ悩むもの。


「変わりたい」「ストレスを少しでもなくしたい」「もっと生きやすい考え方をしたい」

「こだわりを捨てられない」・・・。

様々な悩みをみんなで共有できれば、もっと人の気持ちに寄り添える、人の痛みがわかれ

ば、人の言動の理由や背景も見えやすくなります。そうすれば、もっと人を許せるように

なるかもしれません。


ダルクの方々だけでなく、色々な人に学んでほしい、心理学を交えたアサーションを、

ぜひ!!

 
 
 

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