研修風景～その４～

先月と同様、富山地域若者サポートステーションにて、「上手な自己表現」というタイトルで、アサーションのセミナ―を行いました。

会場も前回と同じなので、写真が似ていますが、使いまわしではありません・・(^_^;)

セミナ―なので、理論としてのお話や、テキストなどの文字の段階では、割とすんなり理解してもらえるのですが、やはり一番難しいのは、それを実行できるかどうか、というところ。

短い時間の中で、少しでも実行できるように、紙面でのロープレを何度も行い、「こんな場面で、こんなことを言われたら、どんな気持ちになりますか？」「相手に伝えようとしていることは、お互いを大事にしていると思いますか？」「では実際にどのような言葉を使って、どのように伝えますか？」を考えます。

それを紙に書いて見える化し、言葉に出して言ってもらいます。

これを何度か繰り返し、セミナーの最後には、こちらが用意した例文ではなく、実際に身の回りで起こったことで、最近モヤモヤしたことを思い出して書いてもらい、何と答えることが、お互いを大切にしていることになるか、を考えてもらいます。

時間がもう少しあれば、参加者同士で会話をしてもらいたいな、など、色々構想があるのですが、やはり難しいところなので、数回参加してもらって、しっかり身につけてほしいと感じました。

コミュニケーションは、仕事を探している人だけでなく、すでに仕事をしている人でも難しいと感じる分野です。少しでも対人関係への苦手意識や、ストレスを減らせるように、身につけてほしいスキルの１つです。