top of page
執筆者の写真フミコ

研修風景~その7~


先月、私側の事情で開催できなかったため、今日は久しぶりに「上手な自己表現(アサーション)のセミナ―をサポステにて再開することができました。


コロナの影響で、少ない時は2名しかいないこともあった参加者が、今日は6名! 


今日はこんな質問がありました。


「タイプ別チェックをしてみたら、自分は『非主張的自己表現タイプ』だった。このタイプがこうなってしまう背景は何ですか?」



配布しているテキストの中に、『攻撃的自己表現タイプがこのような表現をしてしまう背景とは』という内容のものはあるのですが、非主張的タイプの背景に関する内容は書いていなかったので、そっちも知りたい、とのことから出た質問でした。


実は、非主張的タイプも、攻撃的タイプも「素直に表現できない」という意味では大差ないのではないかと私は考えています。


その背景には、育った環境なども一因と言われていますが、結局のところ、物事をどのように受け止め、考えるかで、表現の仕方に違いが出てくる、つまりは「個性」なのです。


ですが、人間は集団で生活をする生き物です。個性だからと言って、自我を貫き通すタイプの人は、「自分のことしか考えていない人」ということで嫌われ、孤立する可能性があります。

そのため、自分の個性を殺さない程度に、まわりに合わせたり、互いに助け合いながら生活するための術を身につけなくてはなりません。



質問してくれた参加者は、自分のタイプを知り、背景を知ることで、自己分析に一歩踏み出してくれたのかもしれません。

自分のことは、わかっているようでわからないことだらけです。自分がどんな人間なのかを知ることで、まわりとうまくやっていく対策も立てやすくなります。


「今の自分はあまり好きではない。好きになるためには変わらないといけない、変わりたい・・・!」

そう思ってくれたなら、それはもう「変わり始め」です。


今日の参加者のみなさんにも、自分の成長を楽しめる、そんな人生を送ってほしいと思います。


閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page