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自分と人は違う人ということ

執筆者の写真: フミコフミコ

少し前まで、私は自分の対人ルールとして、「自分がされたら嫌だと思うことは人にはしない」ように心がけていました。

ずっと何年間もこのルールが自分の中では「正しい」と思えることだったのですが、心理カウンセラーの資格を取るために勉強をしていた頃、ふとこのルールの落とし穴に気付いてしまいました。


このルール、「自分がされても大丈夫なことは人にしても良い」と言い換えることができるのですが、その時に「あれっ?」と思ったのです。「本当にそれでいいの?」と。


つまり、「自分の感覚は他の人と大差ないだろう」という思い込みの上に成り立った価値観だったのです。

人が ”どんなことをされたら嫌なのか” は、自分にはわからないことだから、最低限、自分がされたら嫌なことは人にはしないようにしよう、と思ったことが、見る角度が変わるとどうでしょう?


私の中の対人ルールが上書きされた瞬間でした。

「自分がされたら嫌なこと、大丈夫なことでも、他の人も同じとは限らない」


日頃のコミュニケーション次第で、ぶつかり合いは避けられます。

日常的に接する人たちと、どんなことをされたら嬉しいか、嫌なのか、日頃から言い合える間柄でいたいものです。

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