子供の頃、誰でも一度は親やまわりの大人に「なんで?なんで??」と聞く時期があったと思います。
「〇〇が△△なのはなんで?」「なんでこうなるの?」「どうして?」と。
その時、親やまわりの大人はどんな反応でしたか?
最近、自分の頭で考えるということができない人が増えているように思います。
パソコンやスマートフォンを使って、ネットで調べればすぐに答えらしきものが出てきます。
わからないことがあったら、同様に調べればいいのですから、自分の頭に調べた情報をインプットする必要がない。だから話をしていても、中身が薄いと感じることがあります。
そういう人は、子供の頃に「なんで?」と聞いたとき、すぐに答えをくれる大人たちに囲まれて育ったのではないでしょうか。
もし、子供の頃に「なんで?」と聞いたときに、親やまわりの大人が「なんでなのか、考えてごらん?」と言ったら、その子はどんな風に育つのだろうか。
少ない経験と、小さい頭で考えて、勉強して、新しいことを知るという行為が楽しい、知らないことがまだまだあるということに、ワクワクする・・・好奇心旺盛な人になるかもしれませんね。
そして、そういう人は、大人になっても自分で考え、調べ、学ぶという行動をとるのではないだろうか・・・。そんな気がしてならない今日この頃。
教育という名の洗脳をされているように感じてならない、テストで良い点数を取るためだけの勉強をしている日本の教育を、今一度、見直してほしいものです。
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