「八正道 は、仏教において涅槃に至るための8つの実践徳目である正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定のこと。八聖道(八聖道分)、八支正道、もしくは八聖道支ともいう。八正道は釈迦が最初の説法(初転法輪)において説いたとされる。四諦のうちでは道諦にあたり、釈迦の説いた中道の具体的内容ともされる。Wikipediaより」
私は根っからの神道ですが、仏教の教えにも、勉強になるものがたくさんあります。
この写真は、それを私が書き写して、机の前に貼っているものです。
これを見る時、いつも思う事があります。
ここで言う「正しい」ってなんだろう?
私たち人間はとても小さな存在です。
地球という大きな星の上で、やれ環境だの経済だの、すべてを人間が仕切っていると思い込んでいる。それは、とてもおこがましいと思います。
どんなに人間が何かをしても、地球の環境は地球のもの。絶滅する生物は、現在の環境に合わなかっただけ。年間にものすごい数の新種も発見されていますが、それは今の環境だから生まれた生物。恐竜が絶滅したように、すべては自然の流れの中で起こっている、人間ごときにどうこうできるものではない、と私は思っています。
人間がいつか滅びるなら、それもまた自然の中の出来事の一つに過ぎません。
この八正道も、生きている人間が、生きている人間のために作った、一つの指針に過ぎません。
人生100年時代に突入したと言いますが、それさえも、地球の一生から見れば、
ほんの数秒にもならないのでしょうね・・・。
それらを踏まえて、もう一度、この八正道を見ると、正しさとは、人生とは・・・?
本当に、色々と考えさせられます。
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