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  • 執筆者の写真フミコ

研修風景~その22~


今月もやってまいりました。富山ダルクでのアサーションセミナ―です。


今日はこのチームの最後のアサーションセミナ―だったので、今後、どのようなセミナ―を受けてみたいか、をアンケートしてみました。

やはり日頃の悩みどころ1位といっても過言ではない、対人関係に関するセミナーを受けたいとの答えが多くありました。


私の「ひとりごとブログ」でも書いていますが、幼い頃からの「洗脳」といってもいいくらいの教育のおかげで、まわりの大人からの意味がわからない価値観を押し付けられ、それが原因で変わりたいのに変われないと思い込んでいるのかもしれません。


しかし、その価値観で生きてきた年月が長ければ長いほど、その洗脳をとくのにも時間がかかるものなのです。

なぜなら、価値観や考え方を変えるということは、「じゃあ今までの人生は何だったの?!」と、自分の人生を否定することになるかもしれないですから。


でもアドラーの心理学は、「その過去さえも関係ない。人生とは『いま、ここ』にしかない」と考えることなのです。


理屈や理論で理解しても、今度はそれを実行に移さなくてはいけません。アドラーの心理学は、「勇気の心理学」とも呼ばれるように、変わることへの勇気を持つように説かれます。


でも、この心理学を知るだけで、肩の荷が下りた気持ちになれる人も多いと聞きます。


「嫌われる勇気」という本に出てくる哲人の言葉ですが、「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」とあります。

生き方を説いたところで、その生き方をするかどうかは自分次第ということです。


色々な考え方がある中で、もっと自分らしく楽に生きられるなら、アドラーが説く考え方は選択肢の一つとしてあってもよいのではないでしょうか。



アドラーの心理学で言うなら、きっと私は、水を欲する馬を水辺に連れていく使命を与えられているのでしょう。

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